「東ティモールコーヒー協会」、堂々の出店!
=ワールドスペシャルティ コーヒーカンファレンス アンド エキシビジョン東京ビッグサイトにて=

10月9日から11日の間、東京ビッグサイトにて、世界のコーヒーを集めた大変大規模なコーヒー展示・即売会等が行われました。
国内外から沢山のコーヒーや喫茶店関係者をはじめコーヒーに関心のある一般の皆さん沢山が押しかけました。

東ティモールも、「東ティモールコーヒー協会」として、ブースを設け、堂々の出店です。

パルシック共同代表の伊藤淳子さん&ロバーツ圭子さんの活き活きとされた笑顔、また、長年、現地で頑張って来られている逞しい東ティモール人現地スタッフの方にもお会い出来ました。

東ティモールのブースでは、パルシックとピースウインズジャパンの東ティモール人現地スタッフの皆さんが一体となって、一生懸命カフェティモールを淹れて試飲やカフェティモールのPR等に頑張っていました。

当協会会長・事務局長も、淹れたての美味しい東ティモールコーヒー頂きました。
最高の味です!

読者の皆さんも、是非、東ティモールのカフェティモールを体験してください!
VIVA CAFE TIMOR!

東ティモールからの技能実習生に関する協力覚書(MOC)が締結されました!
=法務省・外務省・厚生労働省と東ティモールの職業暮れん雇用担当国務長官府(SEFOPE)適正かつ適切に技能実習生の受け入れが進んで行くことを期待=

東ティモールからの技能実習生の送り出しや受け入れに関し、これまで、日本と東ティモールの関係機関は、慎重な協議を続けて来ました。10月8日、ようやく協力覚書(MOC)が署名されました。

同覚書は、日本側、東ティモール側、それぞれが守るべき約束と双方に共通する約束事項等を定めています。これによって、技能実習制度を通じて、日本から東ティモールへの技能等の移転を適切かつ円滑に行われ、国際協力を推進して行くことが可能になります。

同覚書締結に先立って、2024年9月には、東ティモールから初めての技能実習生(農業)7名が高知県に来られました。その後も高知県での受け入れが続いています。

東ティモールでは、若者の人口増が続いていますが、未だ国内に産業が育っておらず、雇用問題は、重要課題の一つになっています。

そうした中、今回、覚書が署名されましたので、今後、全国的に東ティモールからの技能実習生の適正かつ適切な受け入れが進んで行くことを期待します。

(ご参考)10月8日付け厚生労働省HP:「東ティモールとの協力覚書」

フランシス ローマ教皇が東ティモール訪問
=ローマ教皇の訪問は、2回目独立回復後は、初めて=

フランシス ローマ教皇が9月9日、訪問先のパプアニューギニアから東ティモールに到着し、
大歓迎を受けました。
10日には、2002年5月20日の独立回復式典が開催されたタシトルにて、人口の約半分の70万人もの皆さんが参加されるのではないかと伝えられるミサが行われます。

ローマ教皇は、東ティモールがまだインドネシアの併合下にあった1987年に、ヨハネ・パウロ2世が訪問されています。今回のフランシス教皇の訪問は、東ティモールが独立を回復して22年にして初めて実現したローマ教皇の訪問です。東ティモール国民の大変な喜びが伝わってきます。

ローマ教皇の今回の訪問先は、インドネシア・パプアニューギニア・東ティモール・シンガポール。11日に、最後の訪問国シンガポールに向かわれます。

独立を決めた住民投票から25年の記念式典
=グテレス国連事務総長等が東ティモール訪問=

今から25年前の1999年8月30日、国連が主導して行った東ティモールの独立の是非を問う住民投票が行われました。

独立を阻止しようとする激しい投票妨害行動もありましたが、投票率は98.6%、そのうち、独立賛成に投じられた票は78.5%。
東ティモール国民の約8割が、独立を求めていることが明らかになりました。

この住民投票の結果を受けて、日本(小渕首相)は、東京にて歴史的な第1回東ティモール支援国会議を主催しました。
東ティモール政府は、今でも日本のリーダーシップに感謝しています。

2002年5月20日、東ティモールは21世紀最初の独立国・アジアで一番新しい国としてスタートし今日に至っています。

本年8月30日は、住民投票から25年の節目の年です。

東ティモールで開催された25周年記念の式典には、グテレス国連事務総長も駆け付けました。
オーストアラリアのリチャード・マルレス副首相や元国連事務総長特別代表(SRSG)の長谷川祐弘さん等の要人も参加されました。