組織

会長挨拶

greeting

2018年は、東ティモールにとりまして、国際的にも国内的にも正念場の年になります。

東ティモールがASEANに正式加盟申請をしたのは、24年間独立回復のため激しく戦ってきたインドネシアがASEAN議長国の2011年3月のことです。今や両国が未来志向の関係にあることを象徴的に示しています。

昨年、ASEANは結成50周年という節目の年を迎えましたが、東ティモールの加盟承認には至りませんでした。

来年2019年には、東ティモールと大変緊密な関係にあるタイが議長国を務めます。

加盟申請から8年、本年こそ来るべき加盟に向けて人的態勢を含む様々な態勢の一層の整備・確立が行われなければなりません。

このほか、インドネシア、中国、韓国、アメリカ、オーストラリア、日本などとの二国間関係の一層の発展が期待されています。

特に、中国の「21世紀海上シルクロード構想」に対する積極的な関与については、国づくりとの関係で注目されます。

国内的には、喫緊の最大課題は政治の安定です。

昨年7月22日の国民議会選挙は、民主的に整斉と実施されました。

しかしながら、この選挙結果に基づき発足したアルカテリ首相率いる少数与党連立内閣は、予算編成等重要課題について野党の協力を得ることが出来ず、国づくりは停滞を余儀なくされています。

このためルオロ大統領は、前回選挙の昨年7月22日から半年を経る1月22日にも国民議会を解散するのではないか、再び国民議会選挙になるのではないかとの見方が強くなってきています。

東ティモール国民各層にとって、喫緊の課題であるより豊かな生活を確保する諸施策の立案・実施のためには、速やかな安定政権の誕生が求められます。

こうした東ティモールについて、2002年5月の独立回復から今日まで、我が国の首相はもちろん外務大臣も東ティモールを訪問したことがありません。

地政学的にも資源の安全保障上も我が国にとって極めて重要な東ティモールです。

多くの国々も東ティモールに多方面から接触しています。

ASEAN加盟承認前の国づくりに懸命に汗をかいている本年こそ、時機を失しない意義ある初訪問実現の時期ではないでしょうか。

当協会は、本年も読者の皆さんをはじめ関係各位の皆さんのご理解とお力を賜りながら
引き続き日本と東ティモールの一層の交流促進・関係発展のため、夢を持って元気に取り組みを続けて参りたいと思います。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

2018年1月

一般社団法人 日本東ティモール協会 会長 北原巖男

事務局概要

名称 一般社団法人 日本東ティモール協会
テトゥン語表記
(現地公用語)
Asosiasaun Lorosa’e-Nippon
所在地 〒157-0072 東京都世田谷区祖師ヶ谷5-22-34
電話・FAX 03-3789-8185
ホームページ http://www.lorosae.org/
E-mail japan@lorosae.org

協会のマーク

両国外務省による「日本・東ティモール友情と平和の年」のシンボルマークから基本のデザインを利用することが許されました。

このマークは、2012年の日本・東ティモール外交関係樹立10周年を記念して行われる周年行事で使われました。