組織

会長挨拶

greeting

 中国武漢での発生を機に、瞬く間に全世界に感染が広がり人類の危機となった新型コロナウイルスの猛威は、2021年を迎えてなお拡大を続けています。
 東ティモール政府は、これまで30日ごとに「緊急事態宣言」を継続し、感染防止に全力を尽くしています。
 本年当初(2021年1月12日現在)は、感染者数累計は49名、死者0名でしたが、5月6日現在の感染者数累計は2,870名に著しく急増、死者も4名となっています。
 医療態勢が極めて脆弱な東ティモールですので、引き続き感染防止を徹底して行かなければなりません。



 新型コロナウイルスの感染拡大は、東ティモール国内に産業がないことからイギリスやアイルランド、オーストラリア、韓国などに出稼ぎに行っている東ティモール人にも甚大な打撃を与え、その多くが一斉に帰国を余儀なくされています。
 本国の家族への仕送りが出来ない状況が続いています。



 さらに東ティモールとインドネシア、シンガポール等を結ぶ商用便も運航停止中であり、東ティモールは正に孤島状態が続いています。
 こうした中で、国内の企業の営業停止や商店の閉鎖等も多く生起し、経済や雇用の問題も一段と深刻になっています。



 加えて残念なことは、コロナ禍の中で政争が続いていることです。
 2021年は、2002年5月20日の独立回復から早や19年を迎えていますが、国づくりはまだまだです。
 国民の為、リーダーの皆さんが一致団結して、国づくりに取り組んで行かれることが何よりも求められます。



 未だ国内産業が育っていない東ティモールは、国家財政の8割を天然資源からの収入に依存しています。
 現在採掘中のバユウンダンガス田は、2023年には枯渇すると言われています。
 これに代わるグレイターサンライズガス田を一日も早く開発し、収入を得て行かなければなりません。
 しかし、未だどのように開発して行くか、その具体的な目途は立っていません。
 2021年は、待った無し、本件の取り扱いをどうするか死活的に重要な年になります。



 国づくりは人づくりでもあります。
 このような東ティモールの次代を担う若い皆さんの奮起を願って止みません。



 当協会は、本年も皆さまのご理解・ご協力のもと、東ティモールが少しでも身近な存在になりますよう、また少しでも東ティモールの国づくり・人づくりに寄与できますよう取り組んで参りたいと思います。
 何卒、よろしくお願い申し上げます。



2021年1月

日本東ティモール協会 会長 北原巖男

事務局概要

名称 日本東ティモール協会
テトゥン語表記
(現地公用語)
Asosiasaun Lorosa’e-Nippon
英語表記 Japan Timor-Leste Association
所在地 〒157-0072 東京都世田谷区祖師ヶ谷5-22-34
電話・FAX 03-3789-8185
ホームページ http://www.lorosae.org/
E-mail japan@lorosae.org

協会のマーク

両国外務省による「日本・東ティモール友情と平和の年」のシンボルマークから基本のデザインを利用することが許されました。

このマークは、2012年の日本・東ティモール外交関係樹立10周年を記念して行われる周年行事で使われました。