滋賀県湖南消防局はじめ滋賀県下4つの自治体から東ティモール消防に寄贈された消防車6台の 引き渡し式が、5月13日、内務省で盛大に行われました。
式典には、本件寄贈実現に格段のご尽力をされて来られた宇野 治 元外務大臣政務官(当協会顧問)はじめ山本栄二日本大使、モンテイロ内務大臣等関係者多数が参加しました。
モンテイロ内務大臣は、式典の挨拶で深甚なる感謝表明を行うとともに、宇野 治先生はじめ湖南消防局、関係自治体、そして、2月に東ティモール消防隊員の指導を行った湯谷・八田両消防隊員等に感謝状の贈呈をされました。同大臣は、消防分野での東ティモールと日本との一層緊密な発展に期待を示しました。
東ティモール消防隊員の皆さんには、しっかりと日常の整備に努めていただき、常に6台の消防車が人々の生命・財産を守るため出動できる態勢を維持してほしいと思います。
これまで行われてこなかった消防分野での交流のスタートです。
消防車引き渡し式に先立って宇野 治先生は、内務大臣室にモンテイロ内務大臣を訪ね、歓談されました。宇野 治先生からは、同大臣に「絆 KIZUNA」と書かれた額入り書が贈呈されました。同席された山本栄二日本大使を含め、今後、消防分野での交流促進を図り日本と東ティモールの絆を一層強めて行くことで合意しました。