ルアク大統領が新駐日東ティモール大使を任命 =Aleixo da Cruz氏:政治任用=

Aleixo da Cruz氏は、現駐日大使イジリオ・コエーリョ氏が東ティモール外務協力省職員であったのに対し、政治任用で駐日大使に任命されました。
同 氏は、現在野党(フレテリン)のアルカテリ幹事長が首相であった当時、副大臣(deputy minister of state administration)を務めた経験があり、これまでアルカテリ氏のアドバイザーを務めて来られました。任命式で、ルアック大統領は「日本は常に 我々のパートナーとして来ており、今後この2国間関係を一層強化して行かなければならない」と訓示しました。

新駐日大使には、是非、日本人そして日本を好きになっていただきたいと思います。

当協会としても、同大使との信頼関係を基盤に緊密な関係の構築に努め、2国間関係の発展に寄与すべく努めて行きたいと思います。

ルアク大統領は、日本大使のほかに、中国、カンボジア、タイ、シンガポール、バチカン大使を同時に任命しました。なお、カンボジアは初代大使の任命です。

国づくりに取り組む東ティモールにとって、また、ASEAN加盟を希望している東ティモールにとって、今回任命された 各国大使の果たすべき任務は、大変大きいものがあります。

ルアク大統領は「諸君の任務は容易ではない、しかし同時に不可能でもない」と訓示しました。

◎イジリオ・コエーリョ現駐日大使は、12月4日に離任し東ティモールに帰国されます。

2国間の発展に尽力されて来られた同大使に敬意と感謝の意を表し、益々のご活躍を祈念申し上げます。

(参 考)「大統領府11月19日H.E. THE PRESIDENT OF THE REPUBLIC, TAUR MATAN RUAK, SWEARS IN THE AMBASSADORS OF TIMOR-LESTE TO CHINA, JAPAN, THE HOLY SEE, CAMBODIA, THAILAND AND SINGAPORE」