会長が長野県箕輪町自衛隊協力会創立20周年記念防衛講話
=演題:「アジアで一番新しい国 東ティモールに見る中国の進出と日本の対応」=

長野県箕輪町自衛隊協力会(市川治實会長)は、およそ300人の会員を有し長年にわたり自衛隊・自衛隊員の皆さんに様々な支援活動を活発に行って来ています。長野県でも有数の自衛隊協力会です。

このたびの同協力会創立20周年記念式典は、会員の皆さんのほか自治体の皆さん、協力会をサポートされている皆さんそして自衛隊の皆さんや一般の方々など大変多くの皆さんが参加しました。

心通う祝辞や感謝状の授与など、式典は厳粛な中にもこれまでの20年のご尽力を物語るかのように大変温かい雰囲気に包まれて行われました。

懇親会では、陸上自衛隊が誇る松本駐屯地の「アルプス太鼓」の皆さんも駆けつけ、汗びっしょりになりながら迫力抜群のバチさばきを披露、会場の皆さんを魅了しました。アンコールにも応えられ、会場は一体になりました。

当協会会長は、この式典に先立って行われた防衛講話の講師に招かれました。

会長自身、自衛隊OBの一人として箕輪町自衛隊協力会の長年にわたる献身的なご支援に心からの感謝を申し上げつつ「アジアで一番新しい国 東ティモールに見る中国の進出と日本の対応」と題して、パワーポイントを用いながら話しました。

皆さんは、大変熱心に約1時間の講話を聴いてくださいました。

なかなか馴染みのない国東ティモールですが、同国を巻き込んで展開されている厳しい現下の国際情勢の一端に触れていただき、日本の外交等について考える参考になれば幸いです。