防衛大学校への第4期留学生2名(男女各1名)が来日しました。

留学生総数は10名(男子7名、女子3名)、第1期生は3年生に。

2010年4月、防衛大学校に東ティモールから初めて第1期留学生4名が入学しました。男女各2名。

これまで防衛大学校は海外からの女子留学生を受け入れたことはありませんでした。これは、グスマン首相の「24年間の独立闘争の中で一番辛い 思いをしたのは女性たちであり子供たちである。これからは自分がやってきたようなジャングル戦は無い。自分は、女性の視点からわが国の安全保障、防衛問題 をしっかりと考え、取り組んで行ける女性を育成して行く責任がある。ついては、防衛大学校で、女子留学生を受け入れていただけないだろうか」との強い意向 を受けて、防衛省・防衛大学校が決断したことによるものです。

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その後、第2期生、第3期生と、毎年男子のみ各2名づつが入学し、厳しい教育・訓練に取り組んで来ました。第1期生は、4月からは早くも3年生です。

そして今回、新たに男子1名、女子1名が加わり、留学生の数は10名となりました。10名の東ティモール留学生に対する母国の期待は大きく、各人の使命の自覚と旺盛な勉学意欲、そして不屈の頑張り、不断の努力を強く求めてまいりたいと思います。