首都ディリ市街地入口を流れるコモロ川に新しい橋の建設決まる-混雑回避等に大きな期待 花田大使とピント外相代行が交換公文署名ー

花田大使とピント外相代行は、4月4日、8、600万円を限度とする防災・災害復興支援無償資金協力「コモロ川上流新橋建設計画(詳細設計)」に関する交換公文に署名されました。

コモロ川は、首都ディリの市街地の入り口を遮断するように流れる大きな川です。

全ての車両や歩行者は、現在川にかかっている一つの橋を渡らなければディリ市街地への出入りができません。唯一の国際空港であるディリ空港への往復も、この一本の橋を通らなければなりません。

本格的な国づくりが始まり、交通量も急増している首都ディリの首都機能を維持・発展させるためにも渋滞の軽減は焦眉の急であり、緊急時の代替路確保はとても大切です。

わが国が、このような支援を決めたことは、東ティモールの発展にとって極めて意義深く、東ティモールの人々の日常生活や諸活動に寄与するところ大だと思います。


(ご参考)

外務省HP>報道・広報>報道発表>「東ティモール民主共和国に対する無償資金協力に関する交換公文の署名」