風間秀彦博士と東ティモール国立大学工学部が花田大使から表彰-人材育成を通じた両国の相互理解・友好親善に多大な寄与ー 

6月20日、JICA専門家であり東ティモール国立大学工学部能力向上プロジェクトのチーフアドバイザーである風間秀彦博士(埼玉大学教授)が、花田大使から在外公館長表彰を受けられました。同時に、東ティモール国立大学工学部も受賞されました。

授賞式には、東ティモール教育省副大臣・高等教育局長はじめ東ティモール国立大学工学部の教官の皆さんや両国の関係者の皆さん沢山がお祝いに駆け付けました。

風間秀彦博士は、今回の受賞は、本プロジェクトを支援して来ていただいた日本国内の埼玉大学、岐阜大学、山口大学、長岡技術科学大学、電気通信大学などの各大学やJICA関係の皆さん、日本大使館はじめ多くの方々の支援の賜物であると感謝されています。

本プロジェクトによって、これまで17名の東ティモール国立大学工学部の若手教官が日本国内の大学の大学院で研究活動等を行い、帰国後、同大学工学部の要として、次代の東ティモールを担う人材の育成に熱心に取り組み、また研究活動等に尽力しています。

なお、2015年3月には、日本の大学から初めて博士号を授与されることが期待される若手教官2名が、現在それぞれの研究分野で懸命に頑張っています。風間秀彦博士も、その日をどんなにか心待ちにされていることでしょう。

風間秀彦博士は、関係者、在留邦人の皆さんから慕われている優しくて面倒見のいい怖い直言居士の先生です。当協会の奨学生(高校生)にも「そ んな成績では、話にならん!」週末に行われるソフトボールでの守備は常にサード。バネのある軽やかなフットワークで捕球・ファーストにビーム投球。人を魅 了する風間秀彦先生です。

そんな風間先生の願いは育った人材の皆さんが、いつの日にか日本の大学と共同研究するようになり、東ティモールの発展に貢献すること。


(ご参考)

在東ティモール日本国大使館(新着情報 平成26年6月23日分より)

在東ティモール日本国大使館(報道発表/PDF)