外務省の招待で１０月４日に来日されたグスマン指導・計画＆戦略投資大臣（元 大統領・前首相）。
４日間の滞在中、安倍首相、岸外務副大臣、高村自民党副総裁、山口公明党代表、中谷議連会長・大野議連事務局長はじめ議連の先生方などと、両国の一層緊密な関係の推進について友好的かつ精力的に会談されました。
また、民間外交推進協会（FEC)の松澤理事長、中垣ASEAN経済文化委員会副委員長、湯下専務理事等と会談され、同国が取り組んでいる国づくりに関する人材育成を含む諸課題や協力等について率直な話し合いが行われました。
グスマン大臣は、民間企業の皆さんとのコーヒータイムも持たれると共に、自衛隊のOB等で構成される隊友会の先崎理事長、増田常務理事等と会われ、常に国民と共にある国民のための軍や自衛隊の役割・PKO活動等について親しく会談されました。
１０月６日、グスマン大臣は、早稲田大学にて鎌田総長から名誉博士の学位を贈呈され、記念講演を行いました。
杉山外務事務次官や長谷川元東ティモール国連事務総長特別代表等多くの来賓の皆さん、約３００名の学生諸君そして、東ティモールから早稲田大学に留学している４名の東ティモール人学生たちも伝統衣装のタイス姿で出席しました。
グスマン大臣は、若い学生の皆さんに対し、自身の専門的能力の向上に努めることに加え、平和を志向する世界市民として
平和のため、苦しんでいる人々のため、貢献できる人材になっていただきたいなど熱く呼びかけていました。
グスマン大臣の来日は、日本と東ティモールの一層広い分野における関係発展に大きく寄与するものとなったと思います。
また、次代を担う多くの学生の皆さん達にとっても、それぞれに貴重な経験になったことと思います。
（参考）
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