６月２０日～７月１９日、激しい国民議会選挙戦がスタートしました。
投票日は７月２２日。オーストラリア、ポルトガル、英国、韓国に在住している東ティモール人はその国で投票ができます。全６５議席、全て比例代表制です。合計２２の政党が議席獲得を目指して選挙運動を展開しています。
前回（２０１２年７月）の獲得議席数は、CNRT３０,フレテリン２５、PD8およびフレンテムダンサ２。単独過半数３３を獲得した政党はありません。CNRTとPDとフレンテムダンサの３党連立政権が発足致しましたが、その後解消。CNRTとフレテリンが接近。
ルアク前大統領は、本年３月行われた大統領選には出馬しませんでした。新しい党であるPLPの党首に就任し、政権獲得を目指しています。
東ティモールでは、実質的な権限を有しているのは大統領ではなく首相です。
グスマン党首のCNRT,アルカテリ党首のフレテリンそしてルアク党首率いる新党のPLPの議席獲得数が注目されます。