東ティモール国民議会選挙、民主的に整斉と実施
=政府派遣選挙監視団が監視・評価 投票率76.74%・5党が議席確保=

7月22日、
2012年末に国連が完全撤収して後、初の国民議会選挙が東ティモール自身によって行われました。
暑い日差しの中、全国1118か所の投票所にて午前7時から午後3時まで17歳以上の有権者583956人が粛々と投票しました。

病院6か所、刑務所3か所でも投票が行われました。

今回は海外のロンドン・リスボン・ソウル・ダーウィン・シドニー・メルボルンの6か所の海外都市に在住している有権者も現地にて投票が実施されました。

投票率は、76.74%。

我が国政府派遣選挙監視団(北原団長以下5名)は、ディリ県及びリキサ県の9か所の投票所にて早朝の投票準備から投票・開票等について精力的に選挙監視を行いました。

選挙監視団は、今回の選挙が平和の中、民主的かつ透明性をもって整斉と実施されたと評価し、投票日翌日(23日)、その旨プレスリリースを発出しました。(別添参照:英文)

選挙結果(全65議席・全比例代表制・任期5年):

・フレテリン23議席(前回25議席)
・CNRT22議席(前回30議席)
・PLP8議席(新党)
・PD7議席(前回8議席)
・Khunto5議席(前回0議席)

国民の皆さんは、投票結果を粛々と受け容れています。
8月21日に予定されている選挙後初の国民議会開会に向けて新しい内閣の形について各党間で調整が行われているものと思われます。

(別添)
Preliminary Report by the Election Observation Mission from the Government of Japan

(参考)
在東ティモール日本大使館HP掲載Facebook