9月16日10時30分から、早稲田大学大隈講堂で早稲田大学大学院の学位授与式が行われました。
2年前から山田 満教授の熱く懇切な指導に応え、本国の国づくりに貢献するため懸命に勉強・研究を続けて来た東ティモール留学生のドルセさんとフランコさん。本国から駆け付けたご家族の皆さんが見守る中、修士の学位を授与されました。早稲田大学から修士の学位を授与された初の東ティモール留学生です。
おめでとうございます!
ドルセさんとフランコさんは、日本での勉強・研究や生活体験等を活かし、母国の国づくり、地域づくりに取り組んで行く旨熱く語っています。お二人は、留学期間中、在京東ティモール大使館や当協会の諸活動に熱心に参加し多くの日本の皆さんに東ティモールを発信してきました。
そんなお二人に心から力いっぱいのエールを送り活躍を期待します。
山田 満教授は、東ティモールの国づくりは人づくりとのお考えのもと、同国から早稲田大学への留学生受け入れに格段のご尽力をされて来ています。この度、初の2名を送り出しましたが、学位授与式壇上の山田 満教授もきっと感慨無量だったのではないでしょうか。
同大学にはさらに2名が学んでおります。この度新たに1名が同大学留学のため来日し、昨日の学位授与式にも参加して2年後の自分の姿と重ねていました。
式辞を述べられた鎌田 薫総長によれば、今回の学位授与式で博士・修士の学位を受けた人は517名、うち留学生は382名、全体の74%を占め、留学生受け入れ数は全国第1位とのことです。