昨年7月22日、5年の任期満了に伴う国民議会選挙が民主的かつ整斉と実施されました。
選挙結果を受けて成立したのは、アルカテリ氏率いるフレテリン(23議席)とPD(7議席)の少数与党連立内閣(30議席/65議席)でした。
同内閣は、予算審議等重要案件について野党の理解と協力を得ることができず、国会運営は機能マヒ状態が続いて来ました。
こうした事態を打開するため、ルオロ大統領は、本年1月26日に国民議会の「解散」を決定しました。
国民議会「解散」に基づく選挙は、東ティモール史上初めてのことです。
本日(2月9日)、投票日が5月12日(土)に決定しました。
投票日に向けて激しい選挙戦が展開されていくものと思われます。
東ティモール国民の皆さんが、昨年7月に続く早期選挙にどのような意思を示されるか注目されます。