パラリンピック400mT37選手(2018アジア大会金メダリスト)等が長野県伊那市訪問
=市長・議長表敬、試走、企業訪問、福祉施設や小学校で温かい交流=

2月25日~27日、東ティモールのパラリンピックチームのセザリオ・ダ・シルバ団長とテオフィロ・フレイタス選手が 駐日東ティモール大使館のヌノ臨時代理大使及び中村シニアアシスタントと一緒に長野県伊那市を訪問されました。
伊那市は、東京2020オリンピック・パラリンピックにおける東ティモールのホストタウンです。
パラリンピックを控え、伊那市での事前合宿の実施が期待されます。

テオフィロ選手は、2018年10月にインドネシアのジャカルタで開催されたアジアパラ大会の400メートルT37クラスでアジア新記録を出し東ティモール初の金メダルを獲得した有望な選手です。1500メートルでも優勝しています。
このほかオーストラリアでの国際大会等でも優勝し、5個の金メダル所持者です。

白鳥市長や黒河内議長はじめ伊那市の皆さんは、一行を大変温かく迎えパラリンピックに向けて激励、 テオフィロ選手は「金メダルを目指します!」と力強く語っていました。
伊那市民の皆さんはじめ多くの皆さんの応援をよろしくお願い申し上げます。

一行は、陸上競技場等の施設を視察・試走を行うと共に タカノ株式会社を訪問し長時間車椅子を利用されている方用のクッションや体の不自由な幼児の皆さんに優しい椅子などの
製品に感動していました。
また、 市内社会福祉協議会「輪っこうはうす」「コスモスの家」を訪問。
スタッフや入所者の皆さんは、手作りの東ティモールの国旗やポルトガル語での歓迎のボードや歌でとても温かく歓迎してくださいました。一行は、温かい雰囲気に囲まれた生活介助や自立支援の現場を目の当たりにし、東ティモールでも将来このようなスタッフや施設に恵まれれば本当に嬉しいと語っていました。

一行は、伊那西小学校も訪問。
学校長はじめ先生方、生徒たちはとても温かく迎えてくださいました。
コマの実演、研究発表、一人ひとりの自己紹介や様々な質問、歌などに一行は自然に生徒の皆さんと一体になっていました。
フレイタス選手が金メダルを獲得した時のビデオを紹介すると、子供たちが盛んに応援を送り、イランの選手に競り勝った瞬間には大きな歓声が上がりました。

沢山の思い出を胸に、28日に成田から帰国の途に着きました。

この度の伊那市訪問に際しまして 格段のご尽力を賜りました皆さまに心より感謝申し上げます。

*伊那市のホームページ:東ティモール事前合宿に関する視察(2月26日)
https://www.inacity.jp/koho/photonews/easttimorshisatsu.html

*在東ティモール日本大使館のfacebook:
https://web.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2523818504525630&id=1506491132925044

是非、ご覧ください。