独立回復20周年を迎える東ティモールにとって、 国づくりを進めて行くためには何よりも国内政治の安定が求められます。 本年は、 2022年~2027年の5年間の任期を務める大統領を選出する極めて大事な年であり、 2023年の内閣を決める国民議会選挙と密接に連動して参ります。
ルオロ大統領は、大統領選挙を3月19日(土)に実施することを決定しました。 有効投票の過半数の支持を得る候補者内ない場合は、上位2者による決選投票が30日以内に実施されます。
ルオロ大統領(フレテリン党首)は、自ら2選目を目指して出馬することを正式に表明しました。
この他、レレ国軍司令官が司令官の職を辞任する旨表明し、無所属で大統領選に出馬する意向を示しています。 また、ラモス・ホルタ元大統領やイサベル・ルアク夫人の出馬の可能性についての報道もあります。
1月18日現在、候補者は確定していません。
なお、国父グスマン氏が、どの候補者を推すか注目されます。
新しい大統領は、5月20日の独立回復20周年の記念式典の中で就任することになります。