ASEAN首脳会議が、東ティモールの加盟につき基本合意
=来年の首脳会議に加盟時期などの行程表審議=

11月11日、カンボジアの首都プノンペンで開催されたASEAN首脳会議は、 東ティモールを11番目の加盟国として認めることで基本合意しました。 東ティモールは、インドネシアが議長国だった2011年3月に正式加盟申請しています。


具体的な加盟時期などは示されず、来年(インドネシアが議長国)の首脳会議に加盟時期などの行程表が 提案され審議される見通しです。 


日本は、2009年3月にグスマン首相(当時)が来日し麻生首相(当時)と首脳会談を実施した際、 東ティモールの「円滑な」ASEAN加盟を支持する旨表明しました。 以来、同国の加盟に向けて様々な支援に努めて来ました。


今回のASEAN首脳の合意は、東ティモールの「円滑な加盟」を意味するものにほかなりません。 日本は、同国の正式加盟の早期実現に向けて、 同国との関係を一層密にしながら、必要な支援を積極的に実施して行くことが期待されます。


(ご参考)
・ASEAN LEADERS’ STATEMENT ON THE APPLICATION OF TIMOR-LESTE FOR ASEAN MEMBERSHIP (2022.11.11)
ASEAN Leaders’ Statement on the Application of Timor-Leste for ASEAN Membership