今から25年前の1999年8月30日、国連が主導して行った東ティモールの独立の是非を問う住民投票が行われました。
独立を阻止しようとする激しい投票妨害行動もありましたが、投票率は98.6%、そのうち、独立賛成に投じられた票は78.5%。
東ティモール国民の約8割が、独立を求めていることが明らかになりました。
この住民投票の結果を受けて、日本(小渕首相)は、東京にて歴史的な第1回東ティモール支援国会議を主催しました。
東ティモール政府は、今でも日本のリーダーシップに感謝しています。
2002年5月20日、東ティモールは21世紀最初の独立国・アジアで一番新しい国としてスタートし今日に至っています。
本年8月30日は、住民投票から25年の節目の年です。
東ティモールで開催された25周年記念の式典には、グテレス国連事務総長も駆け付けました。
オーストアラリアのリチャード・マルレス副首相や元国連事務総長特別代表(SRSG)の長谷川祐弘さん等の要人も参加されました。