5月26~27日に、本年のASEAN議長国であるマレーシアの首都クアラルンプールで開催された第46回アセアン首脳会議において、東ティモールが、来たる10月開催予定の第47回首脳会議にて11番目のASEANメンバー国となることを合意しました。
思えば、当時インドネシアが議長国を務めていたASEANに対して正式加盟申請をしたのは、2011年3月でした。あれから14年、東ティモールは、ASEAN諸国や日本の支援等も得ながら、加盟実現に向けて人材・経済等、懸命な努力を続けて来ました。
10月加盟実現に向けて、引き続き東ティモールは、ASEAN諸国等のご支援等を得ながら準備を加速することになります。
ASEAN加盟に伴い、東ティモールは、政治的・経済的な環境の変化やメンバー国としての各種負担等、様々なことが予想されますが、頑張って頂きたいと思います。
ASEAN重視を施策としている日本としても、TOO LATEにならない対東ティモール外交の実施が急務です。その点からも、2002年5月20日の東ティモールの独立回復・日本と同国の国交樹立以来今日まで、我が国の歴代首相が誰一人として東ティモールを訪問していないことは残念でなりません。
アジア重視&アセアン重視&グローバルサウス重視&g+7重視&国連外交重視&エネルギーの安全保障重視、石破首相には、東ティモールがASEANの正式メンバーになる以前に、東ティモール訪問をされ、激励されますことを、心から祈念致します。
(ご参照)
Government of Timor-Lesteホームページ:
2025.5.28Timor-Leste Welcomes ASEAN Decision to Admit Timor-Leste as 11Member