ディリ市べボヌク小学校1年生全員に算数教材・リュックサックを寄贈=教育省は、同教材の授業での使用を許可=

社会貢献活動の柱の一つとして「次世代育成支援」を掲げ、特に未来を担う子供たちに対して理数系の教育支援に力を入れている住友化学株式会社。
創立以来子どもたちの理数教育の教材作成・出版等に豊かな知見と経験を有し、その向上支援に努めている株式会社 学研ホールディングス。

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この度、両社のコラボレーションにより、素晴らしい最新の内容の算数教材(ドリル)が現地の公用語であるテトゥン語に翻訳・印刷・製本され、2月23日、ディリ市内の公立小学校の一つであるべボヌク小学校の1年生全員にプレゼントされました。
表紙は、東ティモールの子供たちの描いたとても可愛い恐竜や東ティモールの貼り絵などで飾られています。教材などを入れるための青いリュックサックも算数教材と一緒に子供たちにプレゼントされました。
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贈呈式には、山本栄二日本大使、シダリア教育省初等教育局長等が出席、それぞれ挨拶の中で、教材の素晴らしさを高く評価、算数やその有効活用の大切さなどを子ども達や先生方に語りかけました。シダリア初等教育局長からは、全国1262校の小学校の生徒たちにも是非配布したいとの発言もなされました。
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教育省は、当算数教材の内容が大変優れており、子供たちが自ら「考える」上で、とても有益であるとして、学校の授業で副教材として使用することを、速やかに許可しました。
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この贈呈式に至るまでの間、いろいろな皆さんが、ひたすら「子供たちのために」との思いで尽力されて来られました。これからいよいよスタートです。この教材が子供たちの算数能力の向上に資することが期待されます。これから益々お世話様になりますがよろしくお願い申し上げます。そして、全国の子供たちが同じ算数教材向かって楽しく一生懸命取り組んでいる日の到来が近いことを、夢見ています。

ご参考:住友化学株式会社>CSR TOPICS & NEWS>東ティモールに教育支援を実施しました
ご参考:学研ホールディングス>学研グループのCSR> ニュース > 理数教育の向上を目指す東ティモールの小学校に算数教材を提供