「これからは自分の翼で飛んで行け 応援しています♡」 =卒業生に送る先生方のメッセージ – 東京国際学園高等部卒業式に会長が出席=

担任の先生が、一人一人を見守りながら、万感込めてゆっくりと各人の名前を呼びます。
卒業式会場の大きなスクリーンには櫻の花をバックにしたとても大きな自分の名前が映し出されます。ちょっと恥ずかしそうに立ち上がる生徒たち。

5クラスの卒業生はいずれも不登校等の辛い体験を持つ若者たちです。
今、旅立ちのときを迎えています。
この席に来れないクラス仲間もいます。そんな彼らを気遣う優しい若者達。

いくつかの言葉が卒業生から発せられました:
「今日ここにいない人たちも私たちの大切な仲間です」
「温かく受け容れてくれる学校の雰囲気に私は救われました」
「学校に行けないときがあったから、学校に通える日は大切だった」
「それぞれが自分のペースで歩んで来た3年間。特に担任の先生には感謝している」
「いつも人の目を避けていた自分が、今こうして皆さんの前に立つことが出来るようになった」
「つねに寄り添い、せかさず、新しい道へ導いてくれたお母さんは、いつもあたりまえのように私のそばにいてくれた」
「僕は強くなった。両親へ。ごめん。いろいろあったけれど支えてくれて卒業出来た」
「先生は、あきらめかけていた僕の人生に夢と希望を与えてくれた」
「高校は単に次へのステージで楽しむものではないと思っていたが、楽しかった」
「無理していない?自分のペースで頑張ればいい。力になるから何でも言ってね。そんな先生だった。私も、太陽のように周りを照らせる人になりたい」
「先生はいつも、積極的に話しかけてきた」
「人の痛みがわかる友達に支えられ、私も自分に出来ることを探した」

卒業生全員での合唱は、「いざ行こう」一人一人が自分の翼を広げて飛び立つGReeeeNの「遥か」

卒業生の皆さんに心からのエールを送ります。家族の皆さん、先生、お友達みんなが応援しています♡