東ティモール政府は、本年7月に実施した全国国勢調査のとりまとめ中ですがこの度、中間発表を行いました。
2002年の独立回復以来全国国勢調査を実施して来ており、今回が3回目です。
本年7月現在の人口は、1,167,242人。
東ティモールの人口は、この35年間で2倍以上になっています。
前回の全国国勢調査(2010年)当時の人口と比較すると9.46%の増加となっておりますが、前々回の国勢調査(2004年)から2010年への増加率15.51%に比較すると穏やかな伸びになっています。
2010年~2015年の年平均人口増加率は、1.81%です。
ちなみに2004年~2010年の年平均人口増率は、2.4%です。
今後も、人口増加率はなだらかに上昇を続けて行くでしょうか。
なお、1家族の構成人数は、平均5.7人(前回は5.8人)です。
日本は、東ティモールの1/2以下の核家族ですね。
今後、独立回復から13年、最終報告では、さまざまな興味深い調査結果が出てくるものと思われます。
参考:東ティモール政府10月25日付Media Release > 2015 Census shows population growth moderating