外務省で東ティモールを担当され、連日、仕事と家庭を両立させて頑張っている松岡さん。
この度、外務省の「高校講座」の講師として、 未来を担う長崎県下の長崎西高等学校(10月15日)と佐世保聖和女子学院高等学校(10月16日)の生徒の皆さんに、「これからの国際社会を生き抜く~地球サイズで働こう~」とのタイトルで、熱く語りかけました。
ご自身の留学や海外勤務等の経験も紹介しながら、国際問題・外交・異文化交流・外務省の仕事、そして東ティモールについてなど、大変広範囲にわたる内容を生徒さんたちに分りやすく話されました。
松岡さんは、 2006年に起きた騒擾事件の翌年2007年に行われた東ティモールの選挙に日本から選挙監視団の一員として2週間参加しています。そのとき目にした沢山の国内避難民が身を寄せる難民キャンプの様子なども、写真を交えて話されました。 こうした試練を経て、今、東ティモールは平和の中で、国づくりに努めています。
講演の中で、松岡さんは生徒の皆さんに、 外国語能力を高める努力、世界を自分の目で見る努力、日本自身を知る努力などを希望するとともに、生徒の皆さん1人ひとりに逞しく生きて行ってくださいとの応援メッセージを贈りました。
松岡さんの親身な心の通うお話しは、多くの生徒さんたちに、自ら考えたり行動する貴重なヒントやアドバイスとなったことでしょう。