2015.9.5、会場いっぱいに集まった多くの皆さんは、PARCICが3年間実施して来 た「東ティモールでの循環型農業への挑戦」の実施状況や課題等について学ぶとともに、今の東ティモールについて触れ、考える貴重な機会を持ちました。
1999年から東ティモール支援・女性の地位向上策等に全力で取り組んで来ておられる井上 PARCIC代表はじめ現地事業担当者の宮田さん、現地スタッフのカブラルさんそして埼玉県小川町にて有機栽培等に取り組まれ東ティモールにも行かれたゲストスピーカーの桑原さんは、貴重な体験に基づく真摯な示唆に富んだお話や提言、東ティモールの皆さんとの心の交流等を それぞれの視点から熱く語りました。
報告された養蜂、養豚、バイオガス、ロケットストーブ、等高線栽培などの事業内容はいずれも 大変興味深く、今後、この中から東ティモールの皆さんに幅広く受け容れられ、生活向上に大きく寄与する事業に発展して行くものが必ず出て来るに違いありません。
会場では、カブラルさんがギターで東ティモールの農民の皆さんの歌を紹介し、拍手喝采を浴びていました。 また PARCICのカフェティモール試飲や女性の地位向上のため新たに指導・生産を開始したピーナッツバターの試食なども行われました。
井上代表はじめPARCICスタッフの皆さんたち関係者の気持ちが心に響く報告会でした。 これからも頑張ってください!