北原会長が東京農業大学でセミナー講師を務める =国際食糧情報学部国際農業開発学科 テーマは「今、東ティモールへ」=

9月29日、当協会北原会長は、東京農業大学世田谷キャンパスにて同大学国際食糧情報学部 国際農業開発学科にて「今、東ティモールへ」と題してセミナー講師を務めました。

同セミナーは、中西同大学前副学長、志和地教授の格段のご高配・ご厚情により、またバベル助教のご協力によって実現するに至りました。 セミナーは、志和地先生のリードの下に無事終了することが出来ました。

また、同セミナーには、日本政府が力を入れて来ました東ティモールのマナツトでの稲作・灌漑・水利組合等のプロジェクトに関して、東ティモールにも行かれた入江教授も参加してくださいました。

北原会長は、パワーポイントを活用しながら、今の東ティモール、稲作栽培・コーヒー等の農業分野を含む国づくりの状況や問題点・課題、日本の支援の状況等について幅広く説明しました。

更に、 これまで1000名を超える東京農業大学出身者が青年海外協力隊員として世界中で活躍してきていることを踏まえ、現在、東ティモールには約30名の海外協 力隊員が様々な分野で頑張っていること、そして職業訓練センター農業科にて、東ティモールの若者たちと一緒に試行錯誤しながら「野菜栽培」に懸命に取り組 んでいる安部青年海外協力隊員の活躍の様子や同隊員が現地で実感した思いなども紹介しました。

また、 東京農業大学出身の先輩で、現在NPO法人SHAREにて、東ティモールの学校保健教育の向上・身体測定制度の導入等に尽力されている吉森さんの活躍にも言及しました。

学生の皆さんは、大変熱心に耳を傾けパワーポイントを食い入るように見ていました。 本日の会長の話しが、グローバルに活躍することが期待される東京農業大学の学生の皆さんに、少しでも参考やヒントになればと思います。

(参考)東京農業大学国際農業開発学科のブログ