3月21日、防衛大学校卒業式。
最高指揮官安倍首相、中谷防衛相臨席の下、東ティモールからのヨン学生(陸)とモレイラ学生(海)が國分学校長から卒業証書を授与されました。
今年度、卒業した留学生は、彼らのほかにカンボジア・インドネシア・モンゴル・フィリピン・タイ・ベトナムの18名がいます。
卒業までの5年間、目を見張るほど上達した日本語、「軍人である前に紳士淑女たるべし、良き市民たるべし」との防大の教育を徹底的にたたき込まれました。
その過程で培ってきた同期の絆、団結、リーダーシップそして日本の皆さんとの交流等、それぞれ思い出はいっぱいのことでしょう。
卒業式の夕方には、彼らを支え続けてこられた協力家庭、いわゆるホストファミリーの皆さん主催の卒業祝賀会も開催されました。
いずれも「日本のお父さんお母さん」と留学生達は慕い、感謝しています。
ヨン学生、モレイラ学生を始め各国留学生の皆さんには、将来母国の国軍を担う逸材として頑張って欲しいと思います。
母国と世界の平和のため尽力して行ってください。