2016.9.26~28海上自衛隊護衛艦がディリ港に初めて親善寄航をしました =日本東ティモール防衛首脳会談で合意(本年6月、於:ディリ)=

海上自衛隊の護衛艦「ふゆづき」が、オーストラリア主催の多国間共同訓練に参加した帰途、ディリ港に寄港しました。

海上自衛隊の護衛艦の東ティモールの訪問は、2002年~2004年にかけて自衛隊のPKO施設部隊が東ティモールに展開した折りに、補給物資等を輸送する輸送艦が訪問して以来のことです。
親善訪問は初めてのことです。

本年6月に東ティモールを訪問された中谷防衛大臣とクリストバウン国防大臣との合意に基づく訪問実現です。
両国の関係強化に資するところ大変大きな歴史的訪問です。

なお、本年1月、3隻の中国海軍軍艦(駆逐艦、フリゲート艦、補給艦)が、初めて親善訪問としてディリ港に寄港しています。

寄港中、艦長の国防大臣やレレ国軍司令官などへの表敬訪問や部隊視察、交流行事などが行われました。

そうした中で、東ティモール国軍からの留学生として防衛大学校や海上自衛隊幹部候補生学校で学び、既に卒業し、現在は、東ティモール海軍で頑張っている海軍士官たちが通訳等で活躍しました。

(参考)在東ティモール日本大使館 > 海上自衛隊護衛艦「ふゆづき」のディリ寄港