2017年3月の大統領選挙および同年7月の国民議会選挙を控えたルイ・アラウジョ内閣が国民議会に提出していた同内閣最後となる2017年一般予算案は、12月9日、全会一致で承認されました。
総額は13億8680万ドルの緊縮予算となっています。
ルイ・アラウジョ首相は、全会一致での承認に感謝するとともに、全会一致は、自らの内閣に対する国民議会の信頼の証であり最後の日まで国民と国家のために全力を尽くして行く旨述べています。
また、同首相は、任期中に資源に依存しない経済をよりダイナミックにすることを、また国家開発の持続可能性の増進を実現することを強調しています。
今後、同予算はルアク大統領に提出され公布の手続きに移ることになります。
(参考:東ティモール政府HP:2016.12.9付け「2017 General State Budget approved Unanimously in Final Vote)