これまでわが国は、東ティモールに防衛駐在官を派遣していませんでしたが、本年度から駐インドネシア防衛駐在官が東ティモールを兼轄することになりました。
（ちなみに、現在東ティモールが加盟を目指しているＡＳＥＡＮ諸国に対する防衛駐在官の派遣状況は、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム（カンボジアとラオスを兼轄）、マレーシア、ミャンマーとなっています）
これを受け、インドネシア駐在の小宮防衛駐在官（1等海佐）は、2０17年2月5日～7日にかけて東ティモールを初訪問し、山本日本大使に着任の報告をしました。
その後、小宮防衛駐在官は、国防大臣や国軍司令官等に着任の挨拶を行い、軍施設や防衛省・自衛隊が力を入れて来ている国軍に対する自動車整備能力の向上等の能力構築支援活動の現場等を視察しました。
両国の防衛分野における緊密な関係の進展が期待されます。