「世界らん展2017」で東ティモールを全力発信!
=13万人を超える人々が「蘭に、ときめく」東ティモールブースに初の同国の蘭も登場=

2月10日~17日まで、東京ドームにて「世界らん展日本大賞2017」が盛大に開催されました。
開会式にはお言葉を述べられた高円宮妃久子殿下をはじめ各界から来賓多数が出席されました。小池東京都知事も参加されました。

宝塚歌劇団監修の大きく華やかな入場門「オーキッドゲート」をくぐると、世界19か国・地域の約3000種、10万株
蘭が、13万人を超える沢山の来場者を出迎えました。

「日本大賞」を受賞した蘭、まさに山ほどの蘭で作られた「富士山」、夏の夜空いっぱいに広がる「花火」を表した蘭の乱舞、淡いピンクの蘭たちは大きな「ハート」を形作っていました。

著名人の大掛かりな作品、華道3流派の優雅な作品、全国の高校や小学校の生徒たちの作品、珍しい蘭の展示など、世界一のらん展にふさわしい「蘭に、ときめく」世界が広がっていました。

そんな会場に、本年も東ティモールのブースが設置されました。
いまだ馴染みの薄い同国について、多くの皆さんに発信を続けることの大切さを指摘されご尽力してくださいました世界らん展実行委員会事務局長はじめ関係者の皆さんのご尽力の賜物であり、心から感謝申し上げます。

ブースには、連日たくさんの皆さんが訪問され、東ティモールコーヒーや様々な民芸品、タイスの試着などを楽しんでくださいました。
高校生たちも沢山来てくれました。
タイスを着たり写真を撮ったり、笑い声が溢れるとても賑やかなブースになりました。

大学横断サークルHaLuzの学生の皆さんは、連日シフトを組みボランティアで東ティモールの説明や質問に答えてくれました。
ブース内には、駐日東ティモール大使館のご尽力、蘭の専門家の献身的な養生によって、今年初めて東ティモールの蘭が登場し、逞しく活き活きとした東ティモールの緑の姿を見せていました。

現地の在留邦人で蘭に詳しい女性から「ひょっとすると固有種かもしれませんよ!」と送られてきた蘭の花の写真も展示されました。

駐日東ティモール大使館のアレイショ大使、ヌノ参事官、中村首席補佐官は、期間中何度も来訪者の皆さんと親しく交流され、発信に努められました。

アレイショ大使は、自ら、日本の若者たちに、高専の先生作成による東ティモールの特大地図を使って東ティモールの説明を分かりやすく精力的に説明され、東ティモール訪問を熱く呼び掛けていました。

ブースを訪れた皆さんは、東ティモールがグッと身近になったのではないでしょうか。

今回の東ティモールブースの設置・運営は、内外の沢山の皆様の格段のご厚情・ご支援に支えられて実施することが出来ました。

改めて、心から感謝申し上げます。