「世界らん展日本大賞2018」閉幕
=東ティモールブースにも多くの皆さんが訪問=

2月16日に開幕した「世界らん展日本大賞2018」は、期間中約12万人の皆さんが来場。様々な蘭の華やかな競演を満喫しました。世界各地からの蘭作品の展示や出店に会場は熱気に溢れていました。
開会式には、ヌノ臨時代理大使が出席され、東ティモールのブースを訪問しボランティアの皆さんを激励されました。

沖縄からは「美ら海水族館」の沢山の珍しい魚たちが大きな水槽の中で元気に泳いでいます。水槽を通して見えるのは、あの城山(タッチュー)を擁する伊江島の広大な姿です。伊江島出身の福原和美関東伊江島城会会長は、感激のあまり涙ぐんでいました。今回は初めてオーキッドロードにも円柱の水槽が登場し、人々を楽しませてくれました。

東ティモール大使館の看板を掲げた東ティモールのブースは、伝統織物タイスや様々な工芸品、東ティモールコーヒーそして大使館の中村首席補佐官が懸命に育てて来た東ティモールの蘭(残念ながら花は咲いていません。今年のグランプリを受賞した蘭と同種)の鉢植えなどでいっぱいです。
またタイス姿の顔出し人形やタイスの試着は、大変な人気でした。
初めて東ティモールを知った皆さんをはじめ、多くの皆さんが東ティモールを身近に感じてくださいました。

今回の出展は、関係各位の皆さんの絶大なご支援・ご高配により実現が可能になりました。
また、大学横断組織のHaluz・サレジオ高専の学生の皆さんが連日終日ボランティアとして、東ティモールの発信に努めてくれました。
そして、大使館の中村首席補佐官、英国から駆け付けてくれた東ティモール人のクララさん。
関係の皆さんに心から感謝申し上げます。

期間中、平昌(ピョンチャン)オリンピックにおける日本選手の活躍に日本中が沸きました。
特に500メートルスピードスケートの小平奈緒選手が、当協会会長のふるさとである長野県伊那市の伊那西高校出身であることから、さっそくブース内に「小平選手、金メダルおめでとう!」のメッセージを掲げました。

ちなみに伊那市は、2020東京オリンピック・パラリンピックにおける東ティモールのホストタウンです。