南 博大使に帰朝発令
=2国間関係の発展に多大な業績  今後一層のご活躍を祈念=

在任中、日本と東ティモールの緊密な関係について多大な歴史的業績を挙げられた南 博大使が 帰朝されることになりました。


2017年の大使ご就任以来、東ティモール政府関係者をはじめ多くの東ティモールの皆さんとの信頼関係を構築されて来ました。 また、 現地のJICA,NPO,カトリック、青年海外協力隊、ODA関係者など在留邦人の皆さんの活動を全力で支援され、常に緊密な関係を築いて来られました。


この間、2002年に東ティモールが独立を回復して以来一度も実施されることの無かった外務大臣の歴史的な東ティモール訪問を実現されました。 2018年10月東ティモールを訪問された河野外務大臣は、東ティモールをして我が国にとって「重要なパートナー」であると初めて明言されました。


南大使は、日の出橋の建造、東ティモール国立大学工学部建て替え工事、ディリ港のフェリーターミナル建造、ディリ国際空港ターミナルの改修など国づくりに邁進されて来られました。 また、国づくりは人づくりとの考えの下、教育の充実、日本への留学生送り出し等にも格段のご尽力をされました。 更に 日本語弁論大会を初めて実施されたほか、 日本へ留学や研修で行かれた東ティモール人の皆さんとの絆を大切にされ、細やかなフォローアップにも努めて来られました。


南大使の多大な業績に敬意を表し感謝申し上げますと共に、 今後一層のご活躍を祈念申し上げます。