ロイヤルブータン航空が就航しました
=ディリ・シンガポール間に週2便=

これまで「シンガポール航空」傘下の「シルクエアー」が運航(以前は週2便、最近では週1便)していた首都ディリとシンガポールを結ぶ航空路線は、本年3月から運航が休止され、観光を国づくりの柱の一つにしている東ティモールは、大変な打撃を受けていました。

こうした中、新たにブータンの国営航空会社である「ロイヤルブータン航空(Drukair)」が同路線を引き継ぐことになり、10月31日に第一便のフライトが無事に行われました。
毎週2回(木・日)の運航が予定されています。
東ティモールの発展にとって欠かせない航空路線の回復です。

日本から東ティモールに行くためには、シンガポールもしくはバリからディリ行の国際便を利用することになります。
しかし、いづれの路線も航空賃が高いことが、訪問者にとっては大きなネックになっています。
観光立国を目指す東ティモールにとって、早急に解決すべき大きな課題です。