日本にとって東ティモールの天然ガスは死活的に重要だ!

東日本大震災以来、特に注目されている天然ガス。

日本経済新聞(2014年12月10日付け)が、 2014年(4月~9月)の輸入相手先国のシェアを伝えています。
総輸入量の76%は中東からですが、 このところアメリカからの輸入量は全体の12%と 増えているとのこと。

東ティモールは、4%を占め、第7位の輸入相手国です。

第1位 カタール 29%
第2位 UAE(アラブ首長国連邦) 24%
第3位 サウジアラビア 12%
第3位 米国 12%
第5位 クウェート 11%
第6位 オーストラリア 5%
第7位 東ティモール 4%
その他 3%

現在、東ティモールがオーストラリアとの間のティモール海のバユウンダンガス田で産出している天然ガスは年間300万トン。オーストラリアのダーウィンで液化され、その全てが日本に向けられています。

同海域では、今後50年間は採掘が可能とも言われるグレイターサンライズガス田が見つかっています。

資源小国日本の資源の安全保障の観点からも 天然ガスの調達先の多様化は、極めて大切です。

東ティモールの天然ガスは、死活的に重要だと思います。