2014年の穀物生産量、対前年比18%増える-国連食糧農業機関(FAO)が公表:コメ24%増・トウモロコシ12%増ー

東ティモールは、国民の約80%が農業に従事しています。

穀物生産としては、 コメの栽培が一番多く、次がトウモロコシとなっています。 しかし主食のコメの自給率は未だ40%程度にとどまっています。 このため 東ティモール政府は、農業を国造りの3本柱の一つに据えて その充実・強化に努めています。

こうした中 10月29日、国連食糧農業機関(FAO)は、 2014年の東ティモールの穀物生産について、 全体では対2013年比18%増、 コメは24%増、 トウモロコシは12%増、 の見通しである旨公表しました。

耕作面積の拡大、生産性の向上を主な理由に挙げ、 さらに、 気象状況に恵まれたこと、良質な種モミ、適切な肥料散布、新しい記述の導入等 がその背景にあるとしています。

農業の発展は、雇用創出にとってバイタルであり、 国民の栄養改善や経済の多様化にとって 大変重要です。

FAOのレポートは、大変嬉しいニュースですが 一層の生産性向上に取り組んで行っていただきたいと思います。

(ご参考) Government of Timor-Leste › Media Releases › Agricultural Production on the rise