「聖母訪問会」、約20年間の東ティモール派遣に幕
=機関誌「訪れ」(42号)で、東ティモール特集奉仕活動を通じた東ティモールとの関わり合いを分かち合う=

「聖母訪問会」(総長 シスター米田ミチルさん)は、 約20年間、東ティモール東端のメハラ村にて、 派遣されたシスター(姉妹)の皆さん達が、日々献身的な奉仕活動を続けて来られました。更に、東ティモール人シスターを誕生させるなど人材育成にも大変熱心に尽力されて来られました。

 こうした皆さんを、メハラ村の皆さんはじめ地域の人々は、心から信頼し、頼りにし、慕って参りました。

 当協会の北原会長夫妻も、東ティモール滞在中、何度かメハラの修道院を訪問し、シスターの皆さんに大変お世話になって来ました。

 大変残念なのですが、「聖母訪問会」は、2023年4月13日をもって、メハラ村の修道院を閉院されました。その「最大の理由は、本会の高齢化の中で、東ティモールに共同体として会員を派遣することが困難になったことです。」(米田ミチル総長 「訪れ」42号)

 「聖母訪問会」機関誌「訪れ」(第42号)は、「東ティモールに派遣された本会の姉妹たちの報告や記録から本会との関わりにおける東ティモール分かち合ってみたいと思います。」として、東ティモール特集を組んでいます。なお、当協会の北原会長も本誌に拙稿を寄せています。

 「聖母訪問会」の皆さん、シスターの皆さん、お一人お一人の愛情溢れるご奉仕活動に感謝申し上げ、皆さんの一層のご健康と「聖母訪問会」の益々のご発展を心から祈念申し上げます。

「訪れ」2023(42号)PDF

「日・アセアン友好協力50周年特別首脳会議」にグスマン首相出席
=岸田首相と首脳会談も実施、共同プレスステートメントを発出=

グスマン首相は、フランシスコ・カルブアディ・ライ副首相(経済担当調整大臣・観光大臣・環境大臣を兼任)、ミレーナ・ランゲル副外相(アセアン担当) 等を伴い、12月16日~18日まで東京にて開催された「日・アセアン友好協力50周年特別首脳会議」にオブザーバーとして出席されました。

東ティモールは、2022年11月のアセアン首脳会議にてアセアンへの参加が認められましたが、参加時期については未定です。 東ティモールとしては、2025年の参加を目指して、各種準備に努めています。 こうした中、東ティモールが今回の特別首脳会議に出席した歴史的意義は、大変大きいものがあります。

アセアンは、これまでの10か国体制から東ティモールを加えた11カ国体制へと、着実に歩みを進めています。 日本にとって、激動する国際情勢の下、成長著しく力を付けて来ているアセアン諸国との関係強化は、 これまで以上に重要不可欠になっています。

12月16日、グスマン首相は、岸田首相と広範囲にわたる事案について首脳会談を実施しました。 そして 両首脳は、会談後に共同プレスステートメント「持続可能な成長と発展のための包括的パートナーシップ」を発出しました。

今から14年前にも首相を務めていたグスマン首相は、 2009年3月に来日した際に当時の麻生首相と首脳会談を行い、 会談後、両首脳は共同プレスステートメントを発出しています。 今回は、 14年間の両国の関係や国際環境の変化等を踏まえ、 未来を志向する豊富な内容の共同プレスステートメントとなっています。 両国関係が信頼関係の下、益々連携を密にしながら発展して行くことが期待されます。

外務省HP 2023.12.16付け「日・東ティモール首脳会談」

日本・東ティモール共同ステートメント「持続可能な成長と発展のための包括的パートナーシップ」

「あきたユニセフのつどい」(秋田県生活協同組合連合会主催)
=県内生協の皆さんが尽力されたユユニセフ募金贈呈式&「ユニセフ活動概要と東ティモール指定募金報告」が行われました当協会会長も「東ティモールの今」と題して講演しました=

11月28日、秋田市内にて、秋田県生活協同組合連合会主催「あきたユニセフのつどい」が開催されました。秋田県内の生協会員の皆さんが多数参加されました。

“「あきたユニセフのつどい」(秋田県生活協同組合連合会主催)
=県内生協の皆さんが尽力されたユユニセフ募金贈呈式&「ユニセフ活動概要と東ティモール指定募金報告」が行われました当協会会長も「東ティモールの今」と題して講演しました=” の
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