
5月13日、(公財)オイスカ西日本研修センター(福岡市)にて イリディオ駐日東ティモール大使を始め、地元の皆さんなど沢山の御来賓の皆さまが出席される中、 「令和5年度 オイスカ海外研修生入所式」が行われました。
“「令和5年度 オイスカ海外研修生入所式」が行われました。=イリディオ駐日大使も参加・激励の祝辞
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5月13日、(公財)オイスカ西日本研修センター(福岡市)にて イリディオ駐日東ティモール大使を始め、地元の皆さんなど沢山の御来賓の皆さまが出席される中、 「令和5年度 オイスカ海外研修生入所式」が行われました。
“「令和5年度 オイスカ海外研修生入所式」が行われました。5月20日は、東ティモールの21回目の独立回復記念日です。
今、東ティモールは、その翌日(5月21日)に行われる国民議会選挙を目指して 選挙キャンペーンの真っ只中に在ります。
人口約130万人、平均年齢18歳の東ティモール。
国民議会は、1院制・定数65議席・全て比例代表制・選挙権は17歳から・今回は17の政党が議席獲得を目指しています。 過去の投票率は、いずれも70%以上。
ルアク首相(PLP党首)率いる3党連立政権(PLP/フレテリン/クント)が 引き続き5年間政権を担うことになるのか、 それとも 国父グスマン氏(CNRT党首)が政権を奪還するのか(単独政権か、連立政権か)、 東ティモール国民の皆さんの選択が注目されます。
1月13日、木村徹也日本大使は、東ティモール外務・協力副大臣(外務・協力大臣代理)との間で総供与額8.01億円の「災害リスク軽減及び復旧のための機材整備計画」に係る署名の交換を致しました
東ティモールは昨年4月にディリ等で洪水災害に襲われ大きな被害を被りました。 今回の建設機材の整備を通して、東ティモールの道路や河道整備に寄与することが期待されます。
外務省 > 報道発表 > 東ティモール民主共和国に対する無償資金協力「災害リスク軽減及び復旧のための機材整備計画」に関する書簡の交換
11月11日、カンボジアの首都プノンペンで開催されたASEAN首脳会議は、 東ティモールを11番目の加盟国として認めることで基本合意しました。 東ティモールは、インドネシアが議長国だった2011年3月に正式加盟申請しています。
具体的な加盟時期などは示されず、来年(インドネシアが議長国)の首脳会議に加盟時期などの行程表が 提案され審議される見通しです。
日本は、2009年3月にグスマン首相(当時)が来日し麻生首相(当時)と首脳会談を実施した際、 東ティモールの「円滑な」ASEAN加盟を支持する旨表明しました。 以来、同国の加盟に向けて様々な支援に努めて来ました。
今回のASEAN首脳の合意は、東ティモールの「円滑な加盟」を意味するものにほかなりません。 日本は、同国の正式加盟の早期実現に向けて、 同国との関係を一層密にしながら、必要な支援を積極的に実施して行くことが期待されます。
(ご参考)
・ASEAN LEADERS’ STATEMENT ON THE APPLICATION OF TIMOR-LESTE FOR ASEAN MEMBERSHIP (2022.11.11)
・ASEAN Leaders’ Statement on the Application of Timor-Leste for ASEAN Membership
(公財)オイスカの西日本研修センターにて来年3月まで1年間の予定で環境保全型農業指導者養成の研修を受けているレオ二ト青年が、 11月6日に行われた福岡県大野城市主催「第9回英語・日本語スピーチコンテスト」に出場しました。
コンテストには6名の外国人が出場。
オイスカからは、レオ二トをはじめ3名の農業研修生が挑戦しました。
3人共、それぞれに素晴らしいスピーチを披露しました。
レオ二ト青年は、「東ティモールの発展のために」と題して、 帰国後はオイスカでの研修を活かして母国の若者の指導等を通じて国の発展に尽くしたい旨を力強く語り掛けました。
コンテストの結果は、第2位で優秀賞を獲得しました。
インドネシアからの研修生は、第3位で審査員特別賞を受賞しました。
オイスカの厳しくも温かく丁寧なご指導に心から感謝申し上げますと共に、 研修生たちの頑張りに心から賛辞を贈り、益々の頑張りを期待したいと思います。
コロナ禍と戦う医療態勢脆弱な東ティモール、多くの懸案事項を抱えながら国造り・人材育成真っただ中の東ティモール、2020東京オリンピックの成功を祈念し2名の選手を派遣した東ティモール、厳しさを増す国際環境の中で独立回復及び日本との外交関係樹立から20年の歴史的節目を迎えた東ティモール。
そうした東ティモールにあって、杵淵正巳大使は日本の代表としてひたすら同国民に寄り添い、同国の発展と日本との関係強化に尽くされて来られました。同大使のご尽力に心からの敬意と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。 新任国でありますボスニア・ヘルツェゴビナは、未だ私たちの記憶に残る厳しい試練を経た国です。 大変なご苦労もあることと思いますが、ご健勝と一層のご活躍を祈念申し上げます。
木村徹也新大使は、これまでも在インドネシア大使館や国連本部勤務当時に幾たびか東ティモールを訪問されて来られ、東ティモール赴任をとても楽しみにされていらっしゃいます。東宮侍従・スポーツ庁審議官・ミュンヘン総領事・国連大使等のご要職を歴任されて来られました。 人を魅了するお人柄の方であり、東ティモールでのご健勝とご活躍を祈念申し上げます。
マグノ外務協力大臣は、東ティモール国民のみなさん、同国政府を代表して 9月27日に行われた安倍晋三元首相の国葬儀に随員及び駐日大使等と共に参列され、 深甚なる弔意を表明されました。
同大臣は、30日に帰国されるまでの間、大変精力的に活動されました。 林外務大臣や中谷首相補佐官との個別会談やJICA副理事長はじめ、 多くの皆さんと二国間関係の一層の発展や東ティモールの国造り・今日の国際情勢等について 親しく懇談されました。
早稲田大学では、多くの学生の皆さん達に 東ティモールの歩みに触れつつ、同国の外交等について熱く語り掛けました。 質疑応答も活発に行われ、次代を担う若い世代の皆さんにとって 大変貴重な機会となったことと思います。
また、滞在中、当協会の北原会長に対し、 東ティモール名誉総領事のletter of commissionの原本を手交されました。 北原会長は、緊張した面持ちでしっかりと職責を果たすよう努めて行く旨 応えていました。
=2022年9月4日~10月5日
2004年・2010年・2015年に続き4回目=