駐東ティモール日本大使の杵渕正巳氏がボスニア・へルツェゴビナ大使に就任(10月21日付け発令)
後任大使には、前国連大使の木村徹也氏が就任(10月25日付け発令)

 コロナ禍と戦う医療態勢脆弱な東ティモール、多くの懸案事項を抱えながら国造り・人材育成真っただ中の東ティモール、2020東京オリンピックの成功を祈念し2名の選手を派遣した東ティモール、厳しさを増す国際環境の中で独立回復及び日本との外交関係樹立から20年の歴史的節目を迎えた東ティモール。
 そうした東ティモールにあって、杵淵正巳大使は日本の代表としてひたすら同国民に寄り添い、同国の発展と日本との関係強化に尽くされて来られました。同大使のご尽力に心からの敬意と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。 新任国でありますボスニア・ヘルツェゴビナは、未だ私たちの記憶に残る厳しい試練を経た国です。 大変なご苦労もあることと思いますが、ご健勝と一層のご活躍を祈念申し上げます。


 木村徹也新大使は、これまでも在インドネシア大使館や国連本部勤務当時に幾たびか東ティモールを訪問されて来られ、東ティモール赴任をとても楽しみにされていらっしゃいます。東宮侍従・スポーツ庁審議官・ミュンヘン総領事・国連大使等のご要職を歴任されて来られました。 人を魅了するお人柄の方であり、東ティモールでのご健勝とご活躍を祈念申し上げます。

マグノ外務協力大臣一行が国葬儀に参列・深甚なる弔意を表明          
=林外務大臣・中谷首相補佐官等と親しく懇談
早稲田大学で東ティモール外交のご講演も=

マグノ外務協力大臣は、東ティモール国民のみなさん、同国政府を代表して 9月27日に行われた安倍晋三元首相の国葬儀に随員及び駐日大使等と共に参列され、 深甚なる弔意を表明されました。


同大臣は、30日に帰国されるまでの間、大変精力的に活動されました。 林外務大臣や中谷首相補佐官との個別会談やJICA副理事長はじめ、 多くの皆さんと二国間関係の一層の発展や東ティモールの国造り・今日の国際情勢等について 親しく懇談されました。


早稲田大学では、多くの学生の皆さん達に 東ティモールの歩みに触れつつ、同国の外交等について熱く語り掛けました。 質疑応答も活発に行われ、次代を担う若い世代の皆さんにとって 大変貴重な機会となったことと思います。


また、滞在中、当協会の北原会長に対し、 東ティモール名誉総領事のletter of commissionの原本を手交されました。 北原会長は、緊張した面持ちでしっかりと職責を果たすよう努めて行く旨 応えていました。

(ご参考) 2022.9.28外務省HP 日・東ティモール外相会談

人材育成奨学計画交換公文署名式
=供与額1億7,200万円 杵淵大使と東ティモール外務・協力大臣が署名=

8月16日、杵淵大使と東ティモール外務大臣との間で、令和5年度に最大8名の若手行政官を日本の大学院に留学させるための「人材育成奨学計画」 交換公文の署名式が行われました。供与額は1億7,200万円。 国造りを進める東ティモールにとって人材育成は焦眉の急であり、次代を担う彼らの活躍が期待されます。

(参考)2022.8.16外務省HP:東ティモール民主共和国に対する無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の交換

昨年4月のサイクロン被害によるインフラ緊急復旧支援交換公文署名式
=供与額10億円  杵淵大使と東ティモール外務・協力大臣が署名=

昨年4月のサイクロンにより甚大な被害を受けた道路・橋梁、河川護岸、給水施設や灌漑施設等の緊急復旧のため、 8月16日、杵淵大使と東ティモール外務・協力大臣の間で、供与額10億円の交換公文の署名式が行われました。 東ティモールの皆さんの生活基盤や農業・経済の回復に寄与することが期待されます。

(参考)2022.8.16外務省HP:東ティモール民主共和国に対する無償資金協力「洪水被災インフラ緊急復旧計画」に関する書簡の交換

日本・東ティモール外相がカンボジアで会談
=ASEAN関連外相会議時 一層の関係強化で合意=

8月5日、ASEAN関連外相会議に出席のためカンボジア訪問中の林外務大臣は 同じく同会議のためカンボジアを訪問されていた東ティモールのマグノ外務・協力大臣と会談しました。 両者は、一層の関係強化を図っていくことで合意し、現下の国際情勢等について意見交換等しました。

林大臣は、東ティモールのASEAN加盟を引き続き支持する旨伝達しました。

マグノ大臣から、安倍前首相の逝去に対する心からの哀悼の意が改めて評されました。

(参考)2022.8.5外務省HP:日・東ティモール外相会談

(公財)オイスカ西日本研修センター入所式挙行
=中野悦子理事長、レオ二ト青年等、8カ国からの農業研修生を激励=

晴天に恵まれた5月21日、 (公財)オイスカ西日本研修センター(福岡市)にて 中野悦子オイスカ理事長ご出席の下、令和4年度オイスカ海外研修生入所式が挙行されました。 オイスカ活動を支援されている地域の皆さんはじめ、関係各界から大変多くの来賓の皆さんが駆け付けられ、 東ティモールはじめ、フィジー、マレーシア、ミャンマー、インドネシア、パプアニューギニア、 ウズベキスタン、モンゴルの8か国から入所した8名の研修生のスタートを温かく見守っていました。 研修生は、これから1年間、共に寄宿舎生活を送りながら環境保全型農業について研修を受けることになります。

“(公財)オイスカ西日本研修センター入所式挙行
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三宅総理特使(外務大臣政務官)が次期大統領&首相を表敬訪問
=2国間関係の一層の発展等で合意                    独立回復20周年&新大統領就任式出席へ=

東ティモールは、5月20日に独立回復20周年を迎え式典が行われます。 また同日、 去る4月19日の決選投票で次期大統領に選ばれたラモス・ホルタ氏(元大統領)の大統領就任式が行われます。


日本政府は、これらの式典に総理特使として三宅外務大臣政務官を派遣しています。

三宅特使は、式典に先立ち、 5月18日にホルタ次期大統領を表敬訪問し、総理親書を手交し二国間関係の一層の発展について合意するとともに ウクライナや「自由で開かれたインド太平洋」の実現等について懇談しました。 更に ルアク首相も表敬訪問し、同様の内容等について親しく懇談しました。

(参考)外務省HP:2022.5.18「三宅総理特使のラモス=ホルタ東ティモール次期大統領及びルアク首相訪問」