ルアク大統領が習近平国家主席と会談(ホルタ前大統領も同席) =中国の東ティモール発展貢献に感謝し中国との協力継続をコミット 習主席は、最高レベルの交流実施、中国企業の投資慫慂等を明言=

9月3日に北京で行われた中国の抗日戦勝利70年式典出席のため中国を訪問したルアク大統領は、9月2日釣魚台国賓館にて習近平国家主席と会談しました。 会談には、ラモス・ホルタ前大統領、コエーリョ外相、駐東ティモール中国大使が同席しました。

東ティモール大統領府が公表した会談内容は、概ね次のような内容です。

・ルアク大統領は、中国の東ティモールの発展に対する貢献に感謝するとともに、中国との協力継続に対する東ティモールのコミットメントを繰り返した。

・習近平国家主席は、過去13年間以上にわたって構築された両国のパートナーシップと強固な協力関係についてコメントした。

・習主席は、両国間の人的交流について、これを最高レベルに引き上げなければならないと語る と共に、経済や企業家の協力関係を強化して行かなければならない旨語った。

・習主席は、農業・観光・石油化学工業から、気候変動や国連ポスト2015年開発アジェンダなどの国際的な課題に至るまで、両国間の様々な分野における協力関係を強化して行くことの重要性を語った。

・習主席は、中国政府として、中国人ビジネスマンに対し、東ティモールのインフラ整備の為、東ティモールにおける投資を行うよう慫慂して行く旨、語った。

(参考:2015.9.3 付け、東ティモール大統領府プレスレリース:「H.E. THE PRESIDENT OF THE REPUBLIC, TAUR MATAN RUAK, MEETS WITH HIS CHINESE COUNTERPART, XI JINPING」)