本年も、東京ドームで世界一規模の大きいらん展、「世界らん展2016」が開催されました。
2016年2月12日に高円宮妃殿下をお迎えして開会式が行われたのち、翌13日~19日までの7日間、世界19の国・地域から約3000種、およそ10万株のらんの花が展示され、期間中135000人の皆さんが訪れました。
この会場の一角に「東ティモール民主共和国」の看板を掲げて東ティモールのブースが出現致しました。残念ながら東ティモールのらんの花は、持ち込むまでには至りませんでした。
しかし、ブースには東ティモールの伝統織物のタイス、カウバウク、人形や工芸品等が所狭しとばかりに飾られ青々とした大きなコーヒーの木(鉢植え)など東ティモールをイメージする植物も何種類か予め用意されました。
さらに東ティモールで有機栽培されているコーヒーの即売や東ティモールの鮮やかな小物類も販売されました。
女の子や女性陣は、毎日10人以上がタイス製の民族衣装の試着に挑戦、素敵な変身を体験されました。母と娘、友達同士、ご夫婦でタイスの民族衣装を身につけられた皆さんもいらっしゃいます。東ティモールを身近に感じていただけることは、とても嬉しいことです。
ブースの外では、ボランティアの学生さんたちが、東ティモールのパンフレットの配布を通じて行き交う皆さんに東ティモールについて一生懸命説明し、質問に答えていました。
こうしたことから、大変多くの皆さんが東ティモールのブースを訪問されとても好評でした。まだ馴染みのない東ティモールですが、少しずつ身近な存在になって行くことが期待されます。
新任のアレイショ駐日東ティモール大使もブースを訪問されました。
今回、「世界らん展2016」の会場に東ティモールのブースを設置出来て同国を発信できましたのは、ひとえに関係者の皆さんの温かいご高配・格段のご尽力があったればこそです。
心から感謝申し上げます。