中谷防衛大臣は、6月3~11日にかけて、シンガポールで行われる第15回IISSアジア安全保障会議に出席後、ミャンマー、タイを訪問し、6月9~10日に東ティモールを訪問されます。
東ティモールでは、国防大臣会議を行うほか要人との懇談等が予定されています。
中谷防衛大臣は、2002年5月20日に東ティモールが独立を回復して以降、同国を訪問されている唯一の日本の閣僚です。
中谷大臣は、2002年8月に防衛庁長官として訪問されました。当時、東ティモールは、国連の統治機構の下、自衛隊のPKO施設部隊も派遣され、道路や橋の整備等に取り組んでいました。
その後、国連は2012年末に全て撤収し、現在東ティモールは、まさに自立の中で国づくりに取り組んでいます。
この度の中谷大臣の東ティモール訪問は、ご自身閣僚として2回目の訪問であると同時に東ティモールから国連が全面的に撤収して以降、初めての日本の閣僚の訪問となります。
中谷防衛大臣の東ティモール訪問は、両国の今後一層緊密な関係発展にとりまして極めて大きい意義があり、その成果が期待されます。