タウル・マタン・ルアック大統領就任式典(5月19日)

5月19日24時頃から20日02時過ぎにかけて、ラモス・ホルタ大統領からタウル・マタン・ルアック新大統領への交替および新大統領就任式が行われました。

場所は、首都ディリ郊外のタシトル。10年前の2002年5月20日にインドネシアからの独立回復式典を行った広大な広場。(ちなみに、当時、式典のためにこの広場の整備を行ったのは、PKOで当地に派遣されていた日本の自衛隊施設部隊の皆さんです)

日本からは中野特派大使(外務大臣政務官)が祝福に駆け付けました。(当協会からは北原代表夫妻が出席)

ポルトガル大統領、オーストラリア総督など外国からの賓客も多数出席です。

特に、インドネシアのユドヨノ大統領夫妻の名前が紹介されると広場に集まった沢山の東ティモール国民の皆さんから盛大な拍手が起こりました。

ルアック新大統領は就任演説において、国づくりに向けて自ら全力を尽くすことを表明、国民の皆さんに、「汗を流そう!一生懸命働こう!」と呼びかけました。

紛争に決別し、より良い国をつくる夢の実現のためみんなが団結して取り組んで行く。そんな決意が、新大統領、新大統領の演説に聞き入る人々から伝わってきました!

参考:外務省ホームページ・・>「中野特派大使(外務大臣政務官)の東ティモール訪問について(概要)」をご覧ください。