インドネシアからの独立回復10周年の本年、大統領選挙と国民議会選挙を平和かつ整斉と実施し、新体制で国づくりに取り組んでいる東ティモール。
9月6日、そんな同国をクリントン米国務長官が初めて訪問、ルアック大統領やグスマン首相と会談しました。
司法・保健・農業・人材育成等の民政面をはじめ軍事面での支援・関係強化等広範な分野について合意がされました。
(同長官は、8月30日から9月9日にかけて、クック諸島、インドネシア、中国、東ティモール、ブルネイを訪問後ロシアのウラジオストクで行われたAPECに出席)
「世界で最高の東ティモールコーヒー」(グスマン首相)の輸出拡大も話し合われました。
クリントン国務長官も絶賛し、記者会見で「私は個人的に東ティモールコーヒーの素晴らしさを証明できる。家に持ち帰って家族と一緒に味わいたい」旨語りました。
この度の同国務長官の訪問は「東ティモール国民にとって、今後長きにわたって記憶に残る」(グスマン首相)ものとなりました。
(参考)