協会会長夫妻は、昨年11月28日にサメで盛大に行われた独立宣言式典出席以来、ほぼ1年ぶりに東ティモールを訪問しました(2013年9月15~23日)。
今回は、陸路で往復4回のインドネシアとの国境を越え、飛び地のオエクシ県を訪問、日本のODAで 完成した港の竣工式(9月20日)にも出席しました。
今回の東ティモール訪問で、目にしたのは、同国の開発、変化、発展の速さです。
(じぇ、その1)
ディリに開店したショッピングモール「ティモールプラザ」の賑わい。
スーパー、フードコート、美容院、映画館、電気店、本屋、衣類、日用工具、車の販売、日本料理、韓国料理、東ティモール物産品、玩具、家具、 カメラ、コーヒーショップ等から刺青店に至るまで、盛り沢山のお店に多くの利用客。若者たちは、コンピューターを持ち込んでWiFiの無料利用サービス受 け。そして観光省の観光案内コーナーも一層充実。
透明なガラス張りのおしゃれなエレベーター2機が、エレガントに昇降を繰り返しています。
「ここはどこ?」思わずそのような感じになります。
東ティモールは、国連撤収後、自立の中で、多くの課題を抱えつつも確実に日々変化、発展しています。
(じぇ、その2)
かつて、ディリ市内は、ペットボトルなどのいろいろなゴミがそのまま多く捨てられていましたが、今、街はとても綺麗になっています。驚くほどです。素晴らしい変化です。
皆さんの理解と努力を感じます。ゴミ収集に取り組んでいる皆さんの作業着姿も頻繁に目にいたしました。
(じぇ、その3)
空港と市内を結ぶ幹線道路には、トラス式の古い橋が一本しか架かっていなかったため、いつも渋滞のネックとなつていました。しかし、このたび その橋に並列して、東ティモール政府自身の予算で鉄筋コンクリートの力強い立派な橋が完成しました。スムースな通行が確保されています。
市内の交通信号も整備が進み、きちんと守られています。
(じぇ、その4)
ディリ市内に、東ティモールで最高の高さである10階建ての大きな建物が建設中です。
東ティモール財務省の建物です。
東ティモールの予算で建設を進めています。
エミリア・ピレス財務大臣は、開口一番:「建設中の建物見ましたか?来年4月完成予定です。当省では、副大臣、首席補佐官等の要職に女性を登用しています。多くの女性の活躍がこの国には必要です」
(じぇ、その5)
インドネシア資本で、近くディリ市内に25階建てのホテルが建設されるとのこと。
凄いことだと思います。
韓国資本のホテルは、すでに営業を開始しています。
日本の「お・も・て・な・し・」の心を是非東ティモールへ!
日本資本のホテルの進出が待たれます。
(じぇ、その6)
東ティモールでも僻地と言われるオエクシ県にも電気が通り、各家屋を明るく照らしているのは最新式のLEDです。もちろん全てがそうではありませんが、裸電球の時代を飛び越えての一気の進展の一面です。
電話の普及についても同じで、現在、外国3社の携帯電話会社が進出し、価格競争を展開しています。(なお、陸路でオエクシに行く場合、ビザは 東京のインドネシア大使館では取れず、ディリのインドネシア大使館に写真を添えて申請しなければなりません。発給までに3日は必要ですので、要注意です)
じぇじぇじぇじぇじぇ・・・to be continued