ルアク大統領は、11月21日、政府案および最高防衛治安会議の審議に基づき、レレ国軍司令官(少将)の1年間留任を命じました。
併せて、フィロメノ副参謀総長(准将)およびファルール参謀長(大佐)の1年間留任も命じました。
これにより、国軍のトップ3は、いずれも2017年10月6日までそれぞれ現職に留まることが決定しました。
レレ国軍司令官の去就をめぐっては、同司令官を退任させ若返りを主張するルアク大統領と引き続き留任を考える政府との間で大きな衝突があり、後任候補者の適否についても混迷を極めました。
結局、1年間に限定してレレ司令官を留任させることで妥協が成立したものです。
来年3月は大統領選挙、5月20日新大統領就任、7月国民議会選挙、8月新内閣誕生などの動きとも絡み今後の展開が注目されます。